車の査定で評価されるポイントには、車種や年式・走行距離のほか、色やグレード、装備やオプションなど、高価買取につながるさまざまなポイントがあります。
車種や色など上記のような今からではどうにもできないことはひとまず置いておいて、今からでもできる査定に出す前にしておきたいことをお話します。
査定に出す前にしておくとちょっと幸せになれるかも♪
車の査定前にしておくべき5つのこと
- 洗車
- 車内清掃
- 純正パーツ・付属品
- 書類の用意
- 心構え
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
洗車
「どうせ売ったあとに買取業者が洗車するよね?」たしかにそうかもですが、だからといって洗車をしなくていい理由にはなりません。
いくらもうすぐ手放してしまう車だからといって、汚れてきたないままの状態で査定に出すのはおすすめできません。
泥やホコリで汚れた状態だと、メンテナンスの行き届いていない車だと判断されてしまうかもしれません。相手も人間ですので、査定士の心象が悪くなるというもの。
キレイな車で大事にしてました感をアピールしましょう♪
洗車をしたときに、ボディに小さな傷や薄っすらとした傷がたくさんあることに気がつくと思います。
これまではあまり気にしてなかった人も、売るために洗車をしたことで意識するようになるため、目につくようになるからです。
このような小さな傷や薄傷は直しておくべきでしょうか?
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
車内清掃
車内の清掃もしておきましょう。
シートやフロア・マット、トランク内の掃除機がけ。窓ガラスの内側やダッシュボード、ハンドル回りの水拭きなど。きれいに掃除しておきましょう。
いがいと小銭が落ちていることもありますので拾ったらラッキーですね♪
それから不要な荷物などがあれば、このときに車から降ろしてしまいましょう。
自分でやってもいいですが室外で使える掃除機がない場合は、ガソリンスタンドなどに洗車と一緒にお願いしてもいいかもしれません。
ニオイに気をつけて
タバコやペットのニオイが原因で査定額がマイナスになることもあります。
ニオイは自分では気づかない場合も多いので、タバコを吸う人・ペットを乗せる人は消臭スプレーなどで対策しておくといいでしょう。
純正パーツ・付属品
愛車のパーツを社外品に交換することはよくあります。
社外パーツを取付けたまま査定に出す場合は、はずした純正パーツを用意しておきましょう。
交換した社外品に対してプラス査定がつくこともあれば、パーツによっては純正品のほうが高い査定になることもあります。
はずした純正パーツを捨てずに保管してある場合は、一緒に査定してもらいましょう。
冬用のスタッドレスタイヤなども一緒にだすと、査定にプラスしてもらえることもあります。(※ホイールの有無やタイヤの残溝などの状態にもよります。)
また、スペアキーやキーレスエントリーなど購入時についてきた付属品も、忘れずに揃えておきましょう。
書類の用意
車検証をはじめ、査定後に車を売却するときに必要になる書類を用意しておきましょう。
整備点検記録簿や取扱説明書などがあれば、それらも一緒にまとめておきましょう。
詳しくはこちらの記事で確認してください。
心構え
これがけっこう大切です、「心構え」
車の一括査定を申し込むと、すぐに複数の買取業者に愛車を査定してもらえます。
買取業者は皆あなたの車を買取りたいと思って査定しているわけですので、すぐに売ってもらえるように交渉を持ちかけてきたりします。
最初に査定した業者が、思っていたよりも良い値段をつけてくれることも良くあることです。そんなとき、早まってその業者に売ってしまってはいけません。
一括査定のメリットは、複数の買取業者に査定してもらい見積もりを比較することで、最高額で売却することができることです。
油断していると、買取のプロである百戦錬磨の買取業者にのせられて、あっさりと言い値で売却してしまうことになります。
「もっと高く売れたのでは…?」とあとあと後悔しないためにも、
『査定する→比較する→納得して売却する』
ということを心に刻んでから一括査定に申し込んでください。
まとめ
洗車や車内清掃のような基本的なことから、純正パーツや必要書類の準備、そして心構えまで、車の査定前にしておくべき5つのことについてお話しました。
どれも「言われてみればそのとおり」なことばかりかもしれませんが、やるのとやらないのとでは査定に差がでてくる大切なポイントです。
無駄なマイナス要素を減らせれば、ちょっと幸せになれるかもしれませんね♪