事故した車、修理するか?買い替えるか?迷ったときの判断基準

投稿日:2016年12月8日 更新日:

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事故車 買い替え

事故したりぶつけてしまった車は、全損ではないかぎり修理することになると思いますが、そんなときに頭をよぎるのが…

「修理してこのまま乗り続けるか?それとも、いっそ新しい車に買い替えるか?」

「乗りかえるなら修理してから売ったほうがいいのか?」「そもそも事故車って売れるの?」などの迷いや疑問。

急なことで心の準備ができていないため、選択を間違えてしまうことも…。そんな時のための判断基準についてお話します。

修理と買い替えのメリット・デメリット

まずは修理して乗り続ける場合と新しく買い替えた場合、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット デメリット
修理して乗り続ける場合 修理費用だけで済む。 走行に支障がでる可能性がある。
気持ち的に嫌…。
新しく買い替える場合  新しい車に乗れる。
心機一転できる。
新しい車の購入費用がかかる。
買い替えの手続きが必要。

修理した場合

修理代だけで済みますので、よほど大掛かりな修理や外車のような修理代の高い車でないかぎり、買い替えに比べて安く済みます。

ただし修理しても完璧に直るとは限りません。見た目にはキレイに直っていても、走行に支障が出るような後遺症が残る可能性があるからです。

例えば、「ハンドルを常に傾けていないとまっすぐ走らない…」とか「段差のたびに足回りからキシむ音がする…」など。

もちろん修理してちゃんと直る場合もありますので、あくまでも可能性の話です。

また、それほど大きな事故ではなくても「事故を起こした車」というだけで、気持ち的に嫌になってしまう人もいると思います。

買い替える場合

新しい車に乗れるのは単純に嬉しいですよね。それに新しい車なら、走行に支障が残る心配をする必要もありません。

買い替えのための資金や手続きなどの手間はかかりますが、気持ち的に楽になれるのはとても大きいです。修理でちゃんと直ればいいですが、買い替えのほうが安心できますね。

修理しても不安が残るのなら、いっそ新しい車に買い替えてしまおう…というのは懸命な判断だと思います。

買い替えるなら修理してから?

買い替えにはお金がかかるので、どうせなら今の車を少しでも高く売って、購入資金の足しにしたいところです。

「修理してから売ったほうが高く売れるんじゃないか?」と考える人も多いようですが、実際には、修理せずに売ったほうがいい場合が多いです。

※修理に保険を使わない場合を想定しています

修理せずに売ったほうがいい理由

車を売却するときは、ディーラーや販売店での下取りでも、買取業者での買取でも、「査定」をしてもらうことになります。

査定で車の価値を評価してもらい、高評価なら高く売れる、低評価なら安くなる…というわけです。ですので、高評価を得るために、修理してキレイな状態で査定に出したほうが高く売れることになります。

そうです、修理したほうが高く売れるんです。ここが陥りやすい罠です。

査定の罠…?

修理に使った金額以上に査定額がアップすることが見込めません。

ディーラでも販売店でも買取業者でも、車をあつかう業者は、車の修理業者とも提携しているものです。同じ修理をするにしても、一個人が普通に修理するよりも安い金額(業者価格)で修理することができます。

査定時にはその安い修理代金を目安にして評価されますから、修理に使った分をすべて回収することができないんです。※すべてのケースで必ずそうなるというわけではありませんが、こうなることが多いということです。

つまり、修理したほうが高く売れるけど、トータルで見ると修理しないほうが良かった…という結果になるわけです。

そもそも事故車って売れるの?

事故した車を売るぞ!と意気込んでみたけど、そもそも事故車って売れるのでしょうか?

まずその前に、事故したその車は、本当に事故車なんでしょうか?「事故をした車=事故車」だと思っていませんか?

事故車と認定されるにはキチンとした条件があるんです。

事故車とは…

「車の骨格(フレーム)部分に損傷を受け、交換または修理された車のこと。」

参考事故車の定義

事故車(修復歴車)は、査定で大きなマイナス評価を受けることになりますが、事故車に該当しない損傷であれば、それほど大きなマイナスにはならない可能性があります。

見た目にひどい損傷でも、フレーム部分にまで損傷が及んでいなければ事故車にはなりません。逆に見た目はそれほどひどいように見えなくても、フレーム部分まで損傷が及んでいれば事故車になります。

事故車を売るならどこがいい?

車を売却する場合は、下取りと買取という方法がありますが、一般的に下取りよりも買取のほうが高い査定結果になります。

事故車といっても自走することができる状態なら、車買取の一括査定サイトを利用して査定してみることをおすすめします。

一括査定サイトなら、複数の業者に査定してもらい見積もりを比較することで、最高額で車を売却することができます。

⇒ 車買取一括査定サイトの比較ランキング

自走できないようなヒドイ状態なら、事故車専門の一括査定サイトを利用してみましょう。

事故車を専門にあつかう業者のみが参加する一括査定ですので、事故車といううしろめたさを抱えることなく堂々と査定を申し込むことができます。

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まとめ

事故した車の行く末として、事故車に該当しない軽い損傷程度であれば、修理して乗り続けたほうが安上がりで経済的です。

ですが、事故車に該当しないが酷い損傷の場合や事故車に該当する場合は、修理後の後遺症や事故車としての不安感などを考えても、買い替えを選択したほうが精神的にもいいでしょう。

買い替えには予算が必要ですから、今の車を少しでも高く売って足しにできるといいですね。

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