車の下取りや買取時におこなわれる「査定」、あなたの車がいくらになるのか?それを判断するために必要なものです。
車を査定するプロの査定士は、いったいどんなところをチェックし評価しているのでしょうか?
車の査定でチェックされるポイントについてお話します。
車の査定でチェックされるポイント
- 外装(ボディ、キズ、ヘコミ)
- 内装(シート、マット、ニオイ)
- エンジン回り・足回り・下回り
- 装備・パーツ(純正品、社外品)
- その他(書類、付属品)
- 事故歴・修復歴
査定士によっても若干の違いはありますが、一般的にチェックされるポイントはこちらです。
外装(ボディ、キズ、ヘコミ)
ボディのキズやヘコミ、汚れや色あせなどをチェックします。
ボディーカラー自体も査定の対象です。色は人気を左右する重要なポイントですので、査定にも影響してきます。
キズの修復
ちょっとした擦りキズなどを見つけても、修復せずにそのまま査定に出しましょう。
カー用品店で売っている補修剤を使えば簡単に直りそうでも、素人が下手にさわると余計に悪化させてしまう場合もあります。そっとしておきましょう。
内装(シート、マット、ニオイ)
シートやフロアマットの汚れ具合、使用状態などをチェックします。
落ちない汚れやタバコの焦げあとなどがあると査定に影響します。見落としがちですが、天井にタバコの焦げあとがあることはよくあります。
ニオイに注意
ペットやタバコのニオイは、自分では気づきにくいものです。人によっては苦手なニオイですので、染み付いてしまうと査定に影響してきます。
普段から換気をこころがけたり、消臭に気を使うようにしましょう。
エンジン回り・足回り・下回り
エンジンの状態、オイル漏れや不具合などが無いかチェックします。
またタイヤやホイールなどの足回り、それから車の下回りなどもチェックします。
走行距離
走行距離は重要な査定ポイントです。
一般的には「1年間=1万km」といわれていますので、それよりも少ない場合はプラス査定が期待できます。逆に多い場合はマイナス査定になります。
装備・パーツ(純正品、社外品)
純正のオプション装備には、サンルーフやカーナビ・オーディオなどの人気の装備があります。こういった装備があるとプラス査定が期待できます。
純正パーツ捨てないで!
社外品に付け替えられたパーツもチェックの対象になります。プラス査定になるものもありますが、ナビやオーディオなどは純正品のほうが好まれる傾向にあります。
はずした純正パーツが手元にあるなら、査定士に相談してみましょう。
その他(書類、付属品)
車検証、自賠責保険、整備記録簿、取扱説明書などの書類関係もチェックされます。
整備記録簿があると、これまで整備してきた経緯がわかるため、より正確な査定ができるようになります。
付属品
購入時についてきた付属品は大切に保管しておきましょう。
スペアキーやキーレスエントリー、取扱説明書など、失くしていないか一度チェックしておきましょう。
事故歴・修復歴
事故車は大幅に査定額がマイナスになります。
そのため各ポイントをチェックしながら、査定士は事故歴や修復歴がないかを厳しくチェックしています。
改造車
例えば極端に車高が低い車などの場合、公認車検を通していないとマイナス査定になります。
カスタムの域を超えた過度な改造や違法改造については、買取できない場合もありますので注意してください。
まとめ
車の査定でチェックされるポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
こまかいことを言ったら他にもチェックしている箇所はたくさんありますが、査定士はおおむねこのようなところを見ています。
査定に向けてこちらで出来ることはあまり多くありませんが、出来ることがあればしておくといいでしょう。