車の査定を申し込むときには、「名前・住所・電話番号」などの個人情報が必要になります。
「個人情報を人に教えるのはちょっと不安…」「できれば匿名で査定できないかな…」という人もいると思います。
現実的に個人情報なしで車の査定はできるのでしょうか?
その答えと、個人情報なしでできる車の査定相場の調べ方についてお話します。
個人情報なし・匿名で車の査定は…
残念ながら、個人情報なしでは車の査定をすることはできません。
実際に車を査定してもらうには、実車を見てもらわなければいけません。お店に車を持ち込むか、家に出張査定に来てもらうか…
いずれにしても、実車を査定してもらうときには個人情報が必要です。申し込み用紙に記入する必要もありますし、車検証だってチェックされます。
では、個人情報なしの匿名でできることは何もないのかというと、そんなことはありません。
車の査定で個人情報なしでできること
実車を見せておこなう査定ではなく、車の査定相場が調べられる「下取り相場シミュレーター」を利用することで、匿名で下取り相場を知ることができます。
個人情報なしで車の査定相場を調べる方法
ネット上でかんたんに個人情報などを入力することなく、車の査定相場を調べられる便利なサイトがあります。
下記はトヨタと日産のホームページで利用できる、下取り相場シミュレーター(無料)です。
過去の下取り実績などのデータをもとに、車の参考価格を調べることができます。
トヨタの下取り参考価格
http://toyota.jp/service/tradein/
日産の下取り参考価格
http://tradein.nissan.co.jp/MAKER/
試しにちょっと調べてみました。
ホンダ フィット 2011年車の下取り相場
調べた車の情報は、メーカー名:ホンダ、車名:フィット、年式:2011年11月、型式:GE7、グレード:Gスマートセレクションになります。
結果は「トヨタ:64万円」、「日産:32~42万円」でした。
だいぶバラつきがありましたが、車種によってはほぼ同じような結果になる場合もあります。
このような感じで、トヨタや日産以外のメーカーの車でも下取り相場が調べられます。
下取りシミュレーターの注意点
この下取りシミュレーターは、あくまでも参考価格にすぎません。
走行距離はおろか、ボディの色、装備・オプション、車の状態など、実際の査定でチェックされるポイントがまったく反映していません。
ここでの金額を鵜呑みにしてしまうと、実際の査定で痛い目にあう可能性があります。
もうちょっと具体的な査定価格を知りたいのであれば、一括査定サイトを利用するのが手っ取り早く簡単です。
個人情報ありの査定なら車の本当の価値がわかる
個人情報なしの匿名でできることには限度があります。いくら参考価格とはいっても、まったく当てにならないのでは意味がありません。
あなたの車の本当の価値が知りたいのであれば、やはり個人情報ありの査定をするのが一番です。
一括査定サイトを利用すれば、一度の申し込みで数社に査定してもらえるため、査定見積もりを比較することができます。
その中で一番高い金額を提示したところに売れば、最高額で売却することが可能になります。
すぐに売る予定がなくても査定してもらえるの?
はい、だいじょうぶです。
まったく売る気がないのではいけませんが、今このページを読んでいる人は、すでに車を売ることが頭の片隅にある人だと思います。
「いずれ手放すときのために車の価値を知っておきたい」とか「具体的な時期は決めてないけど査定結果によって検討したい」など、一括査定をする理由はさまざまです。
査定をしたからといって、必ず売らなければいけないわけではありません。
査定結果を受けて売りたければ売ればいいですし、売りたくなければ「今は売れません。」とお断りすれば大丈夫です。
ネットで概算価格がわかる一括査定サイトを利用する
便利な一括査定サイトの中でも、ネットで申し込み後にすぐに概算価格がわかるサービスを提供してくれているサイトがあります。
申し込み後に概算価格(過去の買取実績などによるおおよその価格)がわかりますので、それだけでもとても参考になります。
概算価格がわかる一括査定サイトでおすすめなのが、「かんたん車査定ガイド」です。
わずか45秒のカンタン入力で買取相場がわかる、今一番人気の一括査定サイトです。
まとめ
個人情報なし!匿名で車の査定相場を調べる方法についてお話してきましたが、まとめると、
- 個人情報なしの匿名でできるのは、下取りシミュレーターで参考価格を調べるのが限界。
- 車の本当の価値を知りたい場合は、個人情報ありの査定をする必要がある。
ということですね。
ただ単に相場が知りたいだけならいいですが、愛車を本当に売りたいのなら個人情報が必要なことを理解した上で、便利な一括査定サイトを利用しましょう。