愛車を高く売るための失敗しない車売却術

【体験談】一括査定で1社だけの査定で車を売却して後悔した話

投稿日:2017年1月12日 更新日:

管理人の愛車売却体験談【第5弾】

前回ははじめて利用した一括査定で、中古の外車を購入金額の4倍で売却するという超高価買取を体験した話をしました。

あれから数年後に購入した外車のミニバンを、一括査定を利用して売却したときの話です。

味を占めてまた一括査定を利用するものの、ちょっと後悔するような結果になってしまった…という失敗談になります。

外車のミニバンを購入

はじめての外車を手放してからしばらくが経ち、家族がゆったり乗れるようにと、ミニバンを購入することになりました。

オデッセイやエスティマなども候補にあがっていたのですが、ありきたりすぎてつまらないかなと思い、外車も含めて検討することにしました。

すると近場の中古車屋に、良さそうな外車のミニバンが売られているのを発見しました。

お店を訪ねてみると、なんとそこは学生時代の知人が経営しているお店だったのです。

偶然の再会と車との出会いに、何か縁みたいなものを感じて、僕はその車を購入することに決めました。

快適すぎるミニバン

その車は、オデッセイとエスティマの中間くらいのちょどいいサイズ感で、右ハンドルということもありとても乗りやすい車でした。

室内は外車らしくオールレザーの本革張り仕様。シートヒーターも付いていて、寒い冬でも快適なドライブができる優れものでした。

家族と海にでかけたり、仕事で上司を送迎したり、大きな荷物を運んだりと、とにかく使い勝手のいい車でした。

この車もとくにカスタムなどをすることもなく、ノーマル状態で乗ることができました。少しは大人になったということでしょうか。

何の不満もなく乗っていたある日…ちょっと遠出した帰りにオーバーヒートになってしまいました。

オーバーヒートの応急処置

スタンド時代は、よくオーバーヒートした車の対応をしましたが、まさか自分の車でオーバーヒートにあうとは思ってもいませんでした。

まだ家まではかなり距離がありましたが、幸いあとは帰宅するだけでしたので、近くのコンビニの駐車場に車をとめさせてもらい、エンジンを冷ますことにしました。

エンジンが冷えてきたら、2リッターのペットボトルの水を購入してきて、ラジエーターとリザーバータンクに注いでみました。

エンジンの下を覗くと、少し水が漏れている様子はありましたが、水温計の数値も正常に戻ったため走ってみることにしました。

出発前にペットボトルの水をさらに2本追加購入して、水温が上がってきたら停車して→エンジンを冷まして→水を補充して…ということを繰り返しながら、なんとかその日のうちに自宅までたどり着くことができました。

故障を修理せずに放置

翌日、知り合いの車屋に見てもらうと、修理にけっこうなお金がかかることがわかりました。さらに外車ということもあり、パーツの手配にも時間がかかるとのことでした。

仕事でバタバタしていたのと、しばらく車を使う予定がなかったこともあり、車を修理に出さずにそのまま放置してしまいました。

水だけ足していればちょっとくらいは走れるので、その後もだましだまし乗っていました。

そうこうしていると、リコールの通知が届きました。故障に加えてリコールまで…。どうせディーラーに持っていくなら、ついでに修理しようかな…と思っていました。

そんなとき、さらに追い討ちをかけるように急な転勤の話が舞い込んできたんです。

あぁこれはもう手放すしかない…そう思いました。

迷うことなく一括査定で売却

前回一括査定でおいしい思いをしているので、今回も迷わず一括査定に申し込みました。

ですが今回は2社からしか連絡がありませんでした。しかも査定に来てくれるのは1社のみという状態です。

時間がなかったので、とりあえずその1社に査定に来てもらうことにしました。

車を査定してもらった際に、リコールのことなども伝えました。そんなに高い査定にはならないだろうな、と思ってはいましたが…

査定士から告げられた金額は「25万円」でした。

おっふ。思っていた以上に安いではありませんか。ちょっとだけ悩みましたが、いたしかたありません。

僕は25万円で売却することにしました。

車を売却後に後悔…

「どうしてそんなに簡単に売ってしまったのか?」と思う人もいるでしょう。僕も今はそう思っています。ですがあの時は違ったんです。

査定に来てくれた1社というのは、実は前回の超高価買取をしてくれた買取業者だったんです。(査定士は別の人でしたが。)

今回は最初の金額提示のみしか聞いていませんので、交渉はしていません。チラみせ価格だったとしても問題ありません。

前回はいい値段を付けてくれましたし、他より高かったことは間違いありません。

「25万円はちょっと安い気がするけど、他もそれほど変わらないよね?…なにより時間もないしね。」と自分の都合だけで安易に判断してしまったんです。

それくらい時間がなくてすぐに手放す必要があったとはいえ、ここからさらに他社に連絡して査定してもらうのが面倒だったんですね。

今思えば、バカなことをしたと思います。せめてあと2社、いや1社だけでも査定してもらい、見積もりを比較するべきでした。

やっぱりあの金額は安すぎだと思いますもん…。

まとめ

たとえほかの業者も同じような金額だったとしても、それが相場だとわかれば納得できるというものです。

今回の教訓は、一括査定で高価買取が可能になるとはいっても、1社だけの見積もりでは比較ができない。

複数社に査定してもらい見積もりを比較することで、はじめて高価買取ができたと言えるのだということです。

一括査定を正しく利用して、あとあと後悔することのないように、じっくりと腰をすえて取り組んでみてください。

そうすれば僕のような失敗をすることもなくなると思います。

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